誕生日
キャバ嬢の誕生日。
それは一年のある意味総決算。
自分にどれだけ客が居るのか。
自分の客はどれだけ自分を思ってくれているのか。
10月18日は「coco」R嬢の誕生日。
店では木曜日である19日にバースデーを行うことになった。
本人、初のバースデー。
花輪は欲しい。
出来るだけ客に来て欲しい。
空いているのはつらい。。
等、ほぼ精神的に病んできた。
おいおい、まじでげっそり痩せてきたぞ!
花はスタンドで贈ってやるよ。
同伴はどうするんだ?
普通に出勤は寂しいよな?
でも俺でいいのか?
俺全然店に行ってないぞ??
もっと大事な客が居るんじゃないのか??
等、めっちゃ気を遣ってしまう。
結局やはり同伴してくれる客は無く、
久々同伴。
すし姫へ。
R嬢と同伴は何度もあるけど寿司は初めて。
寿司好きとは知らなかったヨ。
一応プレゼントを渡す。
で、時間で一緒にご出勤。
ここでふと思い出す!
「やば!ケーキの相談するの忘れた!!」
ってか、ダブっても良いや。
あわてて店内から
六本木で深夜まで開いている「デコア」へ電話。
ここのケーキは5000円か10000円。
10000円のは大きくて食べきれないから5000円のを注文。
R嬢が着替えて席に着く時にはケーキの準備完了!
良かった良かった。
これで一応形になったな♪
なんだかんだ、こいつとも長い付き合いになった。
娘を見守る父の様な気持ちで誕生日を祝ってあげられる。
本人の気持ちはわからないけど、キャバ嬢と客では無い。
ここの一線を超えた瞬間。ってのが面白い。
あ、別に「やる、やらない」の事ではない。
ある時、他の客のメールを見せてくれたり、
自分の前で客からの電話に出る様になる。
「この人には見られてもいいや」
と思ってくれる瞬間が
どの仲良くなったキャバ嬢にも存在する。
その前は大事な客からの電話の時には
俺に聞こえない様に目の前から離れていく。
逆に言えば、いつでも時間の関係ないメールではなく
電話で直ぐに出てくれるのは
少なくとも大事な客。
あるいはそれ以上の存在になった証だ。
「普段、来なくて良いよ」
この一言が出れば客を通り越したと言う事。
やる、やらない、の事ではない。
「ただの客」じゃぁつまらないでしょ??
キャバクラ遊びの真髄はここから♪


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